米国のブログ「blogs.uw」では、米国人男子留学生が東京での生活について語っている。

 筆者は、日本はほかのどの国とも比較できないくらい、とても効率的な国だと印象を伝えている。その理由として生活のしやすさを挙げており、技術革新が毎日の生活をスピーディで効率良くしているという。

 さらに交通機関やサービスが規則正しく迅速なのは、最新テクノロジーのインフラが整っているためだとし、東京生活者が自慢すべき点だと高く評価している。そして日本の様子を見た外国からの訪問客は、自国も日本に追いついて欲しいと思うようになるだろうと記している。

 筆者が訪日してまずショックを受けたことは、最新式のトイレや正確な交通システム、そして携帯電話に驚いたという。カメラやビデオ、Eメール、ネットへの接続が標準化されている。「おサイフケータイ」は、財布代わりの携帯電話という意味だが、携帯電話に埋め込まれたICチップを使ったサービス機能は、決済以外にも交通乗車券やクレジットカードなど用途が多岐にわたると説明。

 さらに携帯で自動販売機やコンビニで買物をしたり、タクシー料金も支払える。また地震の多い日本では、掲示板としてメッセージを書き残すことができるなど、携帯の機能が米国より進んでいると紹介。

 最近、筆者の目を引いたのは、電車の駅で見た47インチのタッチスクリーン型の自動販売機だという。客の性別や年代、季節や時間などに応じて最適な飲み物を表示してくれる。筆者が利用した機種は、飲物を購入したあと、人が映し出され、笑顔でお礼を言ってくれるのは少し不必要な気がしたと感想を述べている。

 日本に来るまでは想像すらしていなかったが、東京での生活はとても快適だと満足げな筆者。今でも十分なのに、日本人はどんどん新しい技術を開発すると語っている。今後さらにテクノロジーが進み、ますます便利になってくるだろうと語り、そのうちに映画の世界のようにアンドロイドも普及するのではないかと期待していると締めくくっている。(編集担当:田島波留・山口幸治)