ナポリMFマレク・ハムシクが、2016年までの新契約にサインした。ナポリにとって、19日は重要な一日となった。代理人のベングロス氏が、最後の詳細を詰めるために練習場を訪れており、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長がサインをするだけとなる。

5年前に始まったハムシクとナポリの“結婚生活”は、さらに4シーズン続くこととなる。彼はナポリの真のバンディエーラの候補者となった。デ・ラウレンティス会長が昨夏、初のチャンピオンズリーグを戦うこともあって、ミランの誘いに乗らず、ハムシクを残留させたのは偶然ではなかった。

ハムシクは今シーズン、浮き沈みが続いた。ここまで、ワルテル・マッツァーリ監督がこれまでよりも彼のポジションを下げたこともあって、リーグ戦ではわずか7ゴール。だが、本人は過去2シーズンと同じように、2ケタ得点をマークしようとトライしている。

ハムシクは残りの6試合で「できるだけのベストを尽くしたい。3位になることは遠い目標だけど、不可能なことではないからだ」と話していた。彼は「プロジェクトの中心」にいると感じているのだ。

なお、ナポリは19日の練習で、FWエセキエル・ラベッシが負傷した。同選手は21日のノヴァーラ戦を欠場する予定だ。MFクリスティアン・マッジョのときと同じように、万全な状態まで回復するために必要な時間が与えられるだろう。ノヴァーラ戦ではFWゴラン・パンデフが出場停止なため、FWエドゥアルド・バルガスが先発する可能性もある。