米国のブログ「thegirlintranslation」では、米国人女性が桃祭りに参加した経験について語っている。

 訪日して一番したいことの1つが日本の祭りに参加することだという筆者は、茨城県の桃祭りを訪れたという。

 筆者は、現地に到着するまでに、電車を何度も間違えながらやっとたどり着いたと記しており、日本の電車は効率的でスピードが速いことで知られているが、電車は複雑で分かりにくいとつづっている。

 公園では桃の花はちょうど咲き始めた頃でとても美しかったと満足げな様子を伝えている。筆者の目当ては、桃の花よりも、露店の食べ物だったため、ありとあらゆる食べ物で溢れ返ったお祭りの様子にわくわくしたと語っている。

 チョコレートをコーティングしたバナナはとても目を引いたが、桃の饅頭(まんじゅう)も食べたかったので、チョコバナナは諦めたという。焼きそばや寿司、お好み焼きなど食べたことのあるものもあったが、中には見たことさえない食べ物もたくさんあったと語り、祭りの雰囲気を楽しんでいる様子がうかがえる。

 地元の人たちが売っているので、その土地特有の食べ物もあったという。棒に刺さった鮎(あゆ)の塩焼きがおいしそうだったが、すでに満腹で食べることができなかったと残念そうに語っている。祭りは、食べ物が充実しているほかに、ステージで行っているパフォーマンスや熱気球を飛ばすなどのアトラクションが印象的で、とても楽しかったと伝えている。

 筆者は米国のフェスティバルと比較して、食べ物やアトラクションが魅力的だと好印象を抱いたようだ。来週は桜が咲き始めるので、花見を兼ねたほかの祭りにぜひ参加したいと期待を寄せている。(編集担当:田島波留・山口幸治)