北朝鮮の新指導者となった金正恩氏は、流入する韓流ドラマについて「あんなに不純な男女の結びつきは堕落のもとだ」と吐き捨てたという。

 北朝鮮のマーケットでは、中国経由で行商が流すため、韓流ドラマだけでなく、アメリカ映画も日本のAVも簡単に手に入る。外電によると、これまで以上に国外DVDなどの取り締まりを強化するために、「114常務」という摘発のための新組織を設置したらしい。
 「この新組織は、朝鮮労働党宣伝扇動部と治安機関の国家安全保衛部で構成されています。正恩氏が自ら、『不純な録画や出版物、出所不明の歌』の集中的な取り締まりを指示したようです。ただ、それは表向きの理由で、独裁者金正恩ならではの“狙い”があるのです」(在韓国通信記者)

 正恩氏はスイス留学の経験から、性に関しては「開放路線」をとっているという。しかし、考えていることと行動が一致しないという指摘があるのだ。
 「摘発したDVDの中から、お気に入りのAVを押収して自分のコレクションに加えているらしいのです。特に日本の『着エロ・ロリータもの』を気に入っているようです」(前出・記者)

 表向きは「資本主義の悪い風潮が流布しないように」としながら、裏では自分の欲望を満たすためにやりたい放題の正恩氏。一方、摘発される側の国民は強制収容所行きという矛盾…。
 「噂では、金正恩が最も好きなのは、白い体操着と紺のブルマー姿だという話もある。マスゲームでそんな姿のチームが出現したら、正恩の着エロ好きは間違いないかもしれない」(同)

 父・金正日と同じく、生きるために必死になっている自国の民を虐げる正恩氏。新体制になっても、この国は結局、何も変わらないようだ。