人妻の新アイドルとして最近、グングン人気を上昇させているのが186センチの長身イケメンでお馴染みの速水もこみち(27)だ。
 いまや世間の奥様方は、身も心も完全にトロトロに溶かされてしまっているというから聞き捨てならない。彼の人気は韓流ドラマのチャン・グンソクをも軽く凌ぐほど。
 正直、俳優として鳴かず飛ばずだったもこみち。出演したドラマは『絶対彼氏』(フジテレビ)『リバウンド』(日本テレビ)などことごとく大コケし、“低視聴率俳優”と業界内で蔑まれていたのはつい最近の話。

 そんな、もこみちがブレイクのきっかけを掴んだのが、昨年春から出演している朝の情報番組『ZIP!』(日本テレビ)内の“MOCO'S キッチン”。日頃から趣味としている料理を作るだけの単純なコーナーなのだが、始まってみるといつの間にか主婦たちから大評判となっているのだ。
 「巷では“MOCO'S キッチン”が始まる朝7時50分頃には、日本中の主婦がテレビの前にかぶりつくといわれている。『ZIP!』の番組平均視聴率は5〜7%前後。ところが、このコーナーだけは常に8〜10%以上をマークし、祝日とも重なれば一気に12%台を記録することも珍しくない。裏番組の『めざましテレビ』(フジテレビ)の“きょうのわんこ”を凌駕するほどです」(日本テレビ関係者)

 もこみち人気が本物であることが裏付けられたのが、このコーナーを元に出版されたレシピ本『“MOCO'S キッチン”』。なんとこの出版不況のなか12万部を売り上げたのだ。
 さらに、もこみちを巡ってはあるトンデモ話が日テレ局内で飛び交っている。人妻の“性態”だ。
 「“MOCO'S キッチン”を観ながら、一部の主婦らはひたすら一人エッチに励んでいるというんです。最近、料理のアップや食材などを映すと、視聴者センターにやたらと要望の電話が入るんです。電話の向こうで息も絶え絶えのセクシーな女性の声で『もこ様の手元を映してくださ〜い』とか『顔のアップがもっと欲しい…』という不思議な内容の電話がかかってくる。中には、何を勘違いしたのか男性からかかってくることも…。もちろん、視聴者が一人エッチをしているかは確認しているわけではないが、タイミングが良すぎますね。要は、欲求不満の肉食系人妻のおかずになっているんでしょう」(テレビ局関係者)

 早朝から主婦らが寄ってたかって、画面に向かい一人エッチに励んでいるとはにわかには信じがたいが…。
 「女性の気持ちになればすぐにわかります。もこみち君の黒く焼けた筋肉質の腕や、キレイな手元を見ながら一人エッチに励むのは、女にとって最高のエロス。直接、アソコに挿入することばかり考えている、AVを見慣れた男性とは違いますよ。器用に食材を操り、料理する手元を見ながらアソコを弄られていると想像を働かすんです。イメージしただけで、もう、アソコはぐしょ濡れ。そして、最後にもこみち君の顔が映ればエクスタシーを迎えるのです。朝の時間帯は忙しいけれど、録画しておけばいいわけですから」(34歳、都内在住の団地妻)

 同じく、もこみちにハマっている大阪の四十路主婦は、密かにこんな楽しみ方をしている。
 「MOCO'S キッチンだけを録画したダイジェスト版を作るんです。これなら、自分が最もエクスタシーを感じるところで、イケますから。なんて、ふしだらな女なんでしょうと思うことがありますが、そこがまた萌えるんです。主人には絶対ナイショ」

 実際、もこみちの手元や顔のアップを大映しにするようになってから視聴率はグングンアップしたという。さらに、番組スタッフの指示かどうかまでは定かではないが、最近のもこみちは厳冬なのにやたらと肌の露出を増やしているとか。
 「これで視聴率がアップしたことはいうまでもない。いずれ“MOCO'S キッチン”単体で番組が成立するはずです。昨年、NHKの『朝イチ』では、セックスレスや膣トレなどを特集し、話題を呼びました。その主婦の次なるターゲットが、もこみちに集中しているという話もあるくらい。もこみちは以前、仮面ライダーのイケメン俳優だったのは有名な話。もはや『人気の秘密は主婦らの“一人エッチ”にある』というのが日本テレビ以外のライバル局の分析なんです」(テレビ関係者)

 現在、もこみちの元にはディナーショーや料理教室の依頼が捌き切れないほど舞い込んでいるという。さらに、新たな企画も。
 「料理の腕を題材にしたドラマ『キッチン刑事』(仮題)という企画が日テレで持ち上がっている。殺人難事件を料理をヒントに毎回、解決するという構成です」(業界事情通)