ユーロ予選プレーオフを戦うC・ロナウドに“メッシコール”の洗礼

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 ユーロ2012予選プレーオフで、本大会出場権を懸けてボスニア・ヘルツェゴビナと対戦するポルトガル。プレーオフの第1戦は11日に行われるが、既にピッチの外では戦いが始まっているようだ。スペイン紙『スポルト』が報じている。

 ポルトガル代表は、アウェーでの第1戦を戦うため、飛行機でボスニア・ヘルツェゴビナ入り。空港の出口には、多くのボスニアファンが詰め掛け、ポルトガル代表一行が姿を見せると盛大なブーイングを浴びせていた。

 さらに、レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが現れると、ブーイングはバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの名前に取って代わり、“メッシコール”の大合唱となった。ボスニア・ヘルツェゴビナのファンによるメッシコールの大合唱は、C・ロナウドの姿が見えなくなるまで続いたという。

 C・ロナウドは、9月に行われたユーロ2012予選でキプロスとアウェーで対戦した際にも“メッシコール”を受け、「僕に向かって『メッシ』と叫ぶのは、異常なこと。クレイジーすぎることだから、気にしないようにしているけどね」と不満を漏らしていたが、今回もアウェーの洗礼を浴びせられる格好となっている。

 ユーロ2012予選プレーオフは、11日のファーストレグはボスニア・ヘルツェゴビナ、15日のセカンドレグはポルトガルで行われる。

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