フーターズガールに挟まれている(左から)山本譲二、吉幾三(撮影:野原誠治)
 1本の瓶ビールから始まりとんでもない騒動が巻き起こるコメディ映画「ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える」の公開を記念したイベントが21日「HOOTERS TOKYO(フーターズ)」で行われた。そのイベントに、演歌界の大御所である山本譲二と吉幾三が揃って登場した。

 タンクトップとホットパンツという露出度大のセクシーコスチュームを身にまとったフーターズガールにアテンドされた2人。既にワインを1本、缶ビール3本、焼酎3杯を飲んでいたためご機嫌な様子で、フーターズガールを口説くなどスタートからエンジンは全開だ。

 トークタイム中にもビールが提供され、これをハイペースで飲みながらトークを進める型破りなショ―。先にビールジョッキが空となってしまった吉が、山本のトーク中にこっそり自分のジョッキと交換したり、吉のトーク中にも関わらず山本は「ワインないかな?」とオーダーの変更を堂々としたり、コントのようなシーンも交え、自由すぎる環境の中でお酒での失敗談を語ってくれた。

 タバコを吸い始めるなどすっかりリラックスした様子の2人。吉は、今だから言える話として、何度も警察に連れて行かれたことがあると白状した。何も悪いことをしてないと前置きした上で、「ただ、パンツ一丁でタクシーを拾っていただけ」と弁明し、吉のファンだったという警察官にズボンを履かせてもらったこともつけ加えた。一方の山本は、吉が歌いながらお尻を見せる癖があることを暴露。すると、慌てた吉は、山本に抱きつく形で耳打ちしたり、ワインを乾杯しだしたりソワソワ落ち着かない様子。お構いなしの山本は、「キレイな吉のお尻には負けたくない、それなら前を出すしかないと思った」と言いながら立ちあがると、ズボンのチャックを下げるパフォーマンスを見せながら、スナックで前を出して歌ったことがあるとカミングアウトして会場を沸かせた。