今日、ウェストハムと対戦するリヴァプールのディルク・カイトが、チャンピオンズリーグ出場権獲得は現実的な目標になってきたと語った。

カイトは24日に行われたヨーロッパリーグのスパルタ・プラハ戦で唯一のゴールを決めて、チームをベスト16に導き、相変わらず頼りになるところを示したが、リヴァプールはこの試合で公式戦8試合負け知らずとなった。

この好成績とケニー・ダルグリーシュ監督の存在はアンフィールドの雰囲気を一変させ、リヴァプールの選手たちは今や、今季残りシーズンに大きな希望を抱いているという。
「今季のリーグでは、勝ち点を落としているチームが多いから、いろんな可能性があるんだ。僕らのことで言えば、このところ無敗が続いているし、日曜日の試合でも勝ち点3を取りたい。その後の5、6試合でどのポジションにいるかだね。差をもう少し縮められれば、可能性はある」
「ライバルが勝ち点を落としているのを見るのはうれしいけれど、結局ものを言うのは自分でどれだけ稼ぐだかららね。だから、ウィガン戦のドローには本当にがっかりしたんだ。だけど、ウェストハム戦ではアウェイで勝利を手にしたいね」

また、ダルグリーシュ監督は試合が続くことについて、「今みたいに調子が良ければ、次々と試合をやりたくなるものなんだ。選手たちはすごく楽しみにしているよ。今は練習するよりも、試合をしたくてたまらないみたいだ。ただ、簡単にはいかないだろう。今季の彼ら(ウェストハム)は調子が悪いとはいえ、素晴らしいクラブだからね。はまったらいいプレーをするだろう。日曜日がそうでないことだけを祈るね」と話した。

ウェストハムは勝ち点25で降格圏に沈んでいる。一方、リヴァプールは勝ち点39の6位で、4位のトッテナムとの差は8ポイント、1試合消化の少ない5位のチェルシーとの差は6ポイントとなっている。