星野監督のインタビューを韓国メディアが歪曲報道? 誤訳騒動が勃発!

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22日、楽天に入団した金炳賢(キム・ビョンヒョン)投手(32)の様子を伝えた韓国MBC放送が、星野仙一監督(64)のインタビュー内容に、まったく違う内容の字幕を表示したことが判明し、韓国のインターネット上で騒動となった。

テレビで報じられた星野監督のインタビューでは、金選手について「経験がある。抑えになることを願っているが、まだ今の力では抑えを任せることはできない」と述べた。しかし、画面には「(投球フォームで悩んでいるが)これを乗り越えれば経験もあり、実績もあるから良くなると期待している」とまったく違う内容の字幕が表示された。

ネットではこれが話題になり、「MBCが誤訳したようだ」「MBCの誤訳は常習的」「もうニュースも信じられなくなった」などとMBCを非難するコメントが殺到。受けたMBCは23日、公式ホームページを通じて字幕の間違えを謝罪した。

MBC側は謝罪文の中で、「ニュースデスクで報道された金炳賢関連リポートで、星野監督のインタビュー字幕を編集する過程で間違えてしまい、内容と違うものが表示された。期待について述べた2つ目の映像を使わなければならないのに、最初の否定的な部分が編集で流れた」と説明した。

また、MBCによると、星野監督が発言した正しい内容の全文は「経験を積んで抑え投手になることを願っているが、今の実力では抑えを任せることはできない。それを乗り越えれば経験はあるので何とかなるんじゃないかと期待している」だそうだ。

参照:「金炳賢批判→称賛に急変」ニュースデスク字幕誤り公式謝罪 - ニュースエン
参照:MBC「無限挑戦」に続き「ニュースデスク」も誤打「みな見守っている」 - bntニュース


(文:林由美)

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