Twitterを長く使っていると、過去の自分のツイートを見返したいと思っても「あなたのツイート」から何ヶ月分もさかのぼるのは大変。せっかくメモの代わりにツイートしたのに、ほとんど見返していないという人も多いのではないでしょうか。そんなとき役に立つのがこのフリーソフト「TwitterBackup」です。

TwitterBackupは、自分のTwitterアカウントのツイートを過去にさかのぼってバックアップし、XMLファイルとして出力することができるソフトです。ファイル名を指定しておけば、次回からは前回出力したXMLファイルに続きだけ書き足す差分出力も可能なので、ファイル管理の手間もほとんどかかりません。

「TwitterBackup」のインストール方法と使い方は以下から。Backup Twitter Tweets with TwitterBackup

上記ページの「Download TwitterBackup 3.1.5」をクリック


「TwitterBackup」はJava製のソフトなので、別途Javaランタイムをインストールする必要があります。Javaランタイムがインストールされていない場合、このように何にも関連づけされていない状態でファイルが表示されます。Javaランタイムのインストールはここから


Javaランタイムが正常にインストールされると、このようにJavaのマークがついた状態で表示されるので、この状態でアイコンをクリックするとTwitterBackupが起動します。


これがメイン画面


今回はテスト用に「test 1」から「test 50」まで50回ツイートしたアカウントを作成しています


バックアップを開始するには、Twitterアカウントのユーザー名、ログインパスワード、出力するXMLファイルのファイル名をそれぞれ入力し、「Start」をクリック


するとTwitterが認証を要求してくるため、「許可する」をクリック


PINコードが割り振られるので、この数字をコピーしてTwitter Backupに貼り付けます


数字を貼り付けたら「了解」をクリック


バックアップが開始され、完了すると最終行に「backup finished after XX s」と表示されます


バックアップファイルはTwitterBackupと同じフォルダに出力されます。このファイルをFireFoxなどのブラウザにドラッグ＆ドロップすると、中身を見ることができます。


出力されたバックアップファイルの中身はこんな感じ。赤線で囲ってある部分がツイートの内容です。新しいツイートから古いツイートへ、上から順に表示されます。これは「test 50」なので最新のツイート。


「test 50」から「test 1」まで、欠落無くすべてのツイートがバックアップされていました


ちなみに日本語も表示可能です


出力したXMLはMicrosoft Excelを使って表示を整えることもできます。まず出力されたファイルの名前を変更し、ファイル名の末尾に「.xml」を追加します。ファイルの表示がXML形式になったら成功です。


ExcelのMicrosoft Officeボタンをクリックし、「Excel のオプション」 をクリック。


「基本設定」の「Excel の使用に関する基本オプション」で、「[開発] タブをリボンに表示する」をチェックし、「OK」をクリック


「開発」タブの「XML」で「インポート」をクリックし、先ほど出力したXMLファイルを開きます。


するとこのような形で、勝手に要素ごとに分類してくれます。ツイートの内容は「text」の項目にあるので、ここから過去のツイートを見ることができます。「created at」の項目はツイートした日時なので、ここから日時でツイートを抽出することも可能。


GIGAZINEの公式アカウントを読み込んでみたところ、3060ツイートまでさかのぼることができました。なお、20ツイートずつ読み込んでいくので、3000ツイートをすべてバックアップするのには約40分ほどかかりました。


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