昨年、転職や結婚といった人生の転機を経験しているライブドア・スタッフ2名に、保険について語って貰った

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結婚や出産、転職といった人生の転機に、そのライフスタイルを見直すという人は多いだろう。

特に最近では不況で転職時に給与が下がることも多く、月々の固定費などを見直す人は多いようだ。事実、転職することで収入が下がったとされる割合は、男性で44.0%、女性で39.4%という高い数値となっており、厳しい転職事情を表す結果となった。それでも転職希望者の総数は635万人といわれ、うち、実際に求職活動を行っている者は268万人にものぼる。(データは総務省「労働力調査」)

また、勤務先や事業の都合で前の仕事をやめたために仕事を探し始めた「非自発的な離職」者も122万人にのぼり、既婚者で家族がいる人であれば特に、無駄な出費をおさえた“家計の最適化”が求められることになる。(データ同上)

そこで、このような状況下で、出費について考えてみたい。人生の中でも、大きな出費として挙げられるのが、教育費、住宅費、生命保険などになるだろう。特に生命保険は、昨今大きな話題となっている通販やネット専業保険に切り替え、月々の保険料を軽減している人も多いという。ライブドアでも、昨年結婚や転職という転機を迎えたスタッフに、自身が直面した家計の見直しや保険の選び方、その時に考えたことについて話を聞いてみた。今回、参加してくれたのは、ディレクターの安倍さん(31歳/男性)と総務部の柳さん(30歳/男性)だ。


――昨年、結婚と転職を経験したお二人に話を伺っていきたいと思います。大きな人生の転機を迎えることになりましたが、こんな時代ですから、必ずしも喜びや期待ばかりではなかった筈です。新生活をどのようにやりくりしていくのか、不安になったり、見つめ直したりはしませんでしたか?

安倍「もちろん、考えました。僕は、転職して半年後に結婚したんですよ。転職しても、収入自体に変動はなかったのですが、結婚して引越しをしなければなりませんでしたので、出費がかさみましたね」

「私の場合は不安が強かったです(苦笑)。結婚して数ヶ月後に転職をするっていうだけでも、周囲にはあまり印象がよくないじゃないですか。ましてや、今の会社には契約社員として入ったので、一旦は収入が下がることになったんですよ……」

――それでも、この厳しい時代に転職する道を選んだ理由とはなんですか?柳さんなんかは、収入が下がったわけですよね。

安倍「僕の場合、転職のエージェント企業に登録して探していましたので、結果的には結婚の直前になってしまいましたが、転職自体はずっと考えていたことでした。年齢的なものもそうですが、どちらかといえば、キャリアアップを目指していた感じですね。」

「以前の仕事は、出版系だったのですが、将来のことなどを考えると、紙の媒体以上にネットに魅力を感じたというのが大きかったと思います。確かに、収入は下がりましたし、転職する不安も大きかったですが、年齢的なことを考えると、今しかなかったと感じていました。収入はこれから取り返せばいいわけですから、多少のリスクよりも将来性を優先したとでもいいますか……」

――奥様は転職については、何ておっしゃいましたか?

安倍「IT系という同じ業界だったのと、それなりに名前が知られている会社に転職が決まったということで喜んでくれましたね。柳さんも言っていますが、引越しなどの出費も、後から取り返すくらいの気持ちでいました」

「妻も理解してくれました。いや、むしろ同じ考えでしたね。まだ子供もいませんし、“転職するなら、今しかないのでは?”と。家計は節約すれば、どうとでもなりますから」

――具体的にライフスタイルを見直した部分なんかはありますか?

安倍「とはいえ、結婚+引越しとかなりの出費がありましたので、まずは毎月の出費を全部見直して、大きいものから手を付けていきました。すると、僕の場合は通信費が結構重いことが分かったので、不要なプロバイダ契約とかは解約するなどして削っていきましたね(笑)」

「飲食代とか交際費は、とにかく絞りましたよね。あとは、安倍さんの通信費もそうですが、携帯電話や保険、ジムといった毎月、ある程度決まった額が出ていく固定費は考えましたね。ただ、固定費の削減は大きく効く反面、見直しって面倒で大変ですよね」

――今回のインタビュー・テーマは、まさにその保険になるのですが、お二人は現在生命保険に入っていますか?

安倍「僕は、恥ずかしながら入ってないですね」

「私は、とても保険を重要視していまして、現在は終身保険とガン保険、積み立て保険に、それぞれ入っています。積み立て保険に入ったのは最近なんですけど、転職時は別に入っていた保険を解約して、必要最低限のものだけにするなどしました」

――柳さんが転職で保険を見直しされて大変だったことやデメリットになったことなどありましたか?

「前に入っていた積み立て保険というのが、法人会員で1つの会社に30人以上加入者がいると、月額負担が割引になるというものだったのです。ですので、当然退社したら割引はなくなってしまいましたから、月々の出費が急に重たく感じられるようになりましたよね」

――安倍さんは、これまで保険に入ろうと考えたことはなかったのですか?

安倍「たまたま今まで保険の営業を受けたことがなかったんですよ。嫁は生命保険にちゃんと入っていますが、僕は結婚した時でさえ、保険には入らなかったですからね。そういえば、何故か僕に(保険に入れって)勧めてくれないですね。ただ、転職して一年になりますし、生活も安定してきましたので、来年頭にはちゃんと保険に入るつもりです」

――その際には、どのような保険選びをしますか?

安倍「通販やネット専業保険は、安いと聞いていますし、なぜ安いかという書籍を読んだこともあるので、まずは“通販かネット専業”ありきで考えることになると思います」

「私も同じ理由で今の保険に入りました。さっきもいいましたが、転職する際、一度は別の保険を解約して、違うものに入り直しているくらいですから、かなり色々な保険を吟味しました。今度何かあったら、サクッと金額を見直せる保険の方が精神的にも手間的にもいいなと思っちゃいましたね。」

――たとえば1年毎に見直しができる保険ってどう思いますか?損保ジャパンDIY生命の「1年組み立て保険」なら、毎年でもプランを変更できるみたいです。

安倍「本を読んだり、主要各社のサービスを勉強した時期がありましたので、もちろん、知っています。IT業界も、一昔前は“マウスイヤー”なんて呼ばれましたけど、本当に遷り変わりが激しい。数年後にどこで何をしているのかなんて全く想像できないですから、そういう意味でも、この業界、いや、今の時代に適したサービスだと思いますよね」

「確かにそうですね。いちいち入り直すというより、毎年プランを変更できたりすると親切です」

――それと、いくらの保障に入ったらいいかすぐにわかる「組み立てナビ」というツールもあります。

安倍「必要入力項目もシンプルで、ユーザビリティが大変優れていますね。実は今年の夏に子供が産まれる予定もあり、こっそり必要保障額の試算もしてみました。数分で終わりますし、とにかく分かりやすかったです。見積もりも、遺族保障や入院保障の金額を細かく設定できるのがいいですね」

損保ジャパンDIY生命保険