インテルは17日のセリエA第7節で、カリアリに敵地で1−0と勝利した。インテルのラファエル・ベニテス監督は試合後、この日の白星について次のようにコメントしている。

「勝利は常に重要なものだ。今日は2人の選手がケガから戻ってきたしね。チアゴ・モッタと(ハビエル・)サネッティのことだ。ただ、我々は(サミュエル・)エトー頼みではないよ。彼は常にゴールを決めることができ、常に危険な存在だが、チームは別の形でも得点を奪うことができる。負傷から戻ってきた選手たちがいれば、その可能性はよりあるだろう」

インテルは危険を迎える場面もあったが、ベニテス監督は「我々は試合をコントロールした。彼らが注意深く、カウンターで危険だったのは、彼らの功績だよ」と強調。「より良いプレーをすれば、より勝つことができる」とはしながらも、現時点では3ポイントを得たことで十分だとしている。

インテルは勝ち点14でミランと並んだが、ベニテス監督は16日のミラン戦を見なかったと明かし、「(20日のチャンピオンズリーグで対戦する)トッテナムの方を見たかったんだ。彼らはスピードと自信を持っているチームだよ。難しい試合になるだろう。イングランドサッカーは常にテンポが速いからね」と続けた。

この日の後半は、中盤の枚数を増やしているが、ベニテス監督は「4-2-3-1の代案になるかもしれないね。我々はよりボールポゼッションを必要としていた。(ジョナサン・)ビアビアニーとコウチーニョが疲れていて、もう少しフレッシュにするために交代を必要としていたんだ。後半は我々が試合を支配したが、彼らにチャンスをつくらせるミスを1、2度してしまった。カリアリはボール奪取に気を配り、カウンターで危険だったよ」とコメントしている。