鑑定中のユタ・照屋全明(てるやまさあき)さん
 沖縄では、琉球王国時代から、運勢の吉凶を見たり、死者の口寄せ、先祖事などの霊的相談に応じるカミンチュとも呼ばれているユタの存在が根付いています。カウンセラーや精神科医の役割も果たしている、悩み多き人の強い味方であるユタ。その中で、現在、最も人気を博しているのが「照屋家庭はんだん」の照屋全明(てるやまさあき)さんです。沖縄のユタとして、毎日予約でビッシリの照屋さんの占いを取材してきました。

 占ってもらったのは、都内のOL恭子さん(32歳)。心から愛した人からの裏切りに失意の底を味わいながらも、仕事で挽回してやる! とやる気に満ちたが現実は甘くない。業務量は増える一方なのに、評価されず悶々と過ごす日々に、いい加減、ピリオドを打ちたいと相談にやってきました。

恭子さんが氏名・生年月日・家族構成・家族の生年月日・居住地を伝えると、ユタ・照屋さんは、神棚に手を合わせながら恭子さんの情報を伝えていました。すると、全てお見通しであるかのごとく、ズバズバ「あなた、せっかちですね〜。しかも頑固だね〜」と、恭子さんの性格を言い当てていきました。

 仕事についても「今の状態は中途半端! あなた、夢を叶えないとダメですよ。本来の目的は事務職じゃないでしょう? あなたの感性は高いのだから、本を読んだり、もっと勉強をして実力をつけなさい」と、事務職から制作の仕事に携わりたいという恭子さんの仕事のビジョンについても、ズバリ。相談をする前に言われてしまった恭子さんは、戸惑いを隠せていませんでした。


手を触り、体の状態も見てくれていました。手を触っただけで、どこの部位が弱いから注意しなさいというアドバイスまで! 何も情報を与えてはいないのに、全て的中している内容に声を震わす恭子さん。


引越しを検討している恭子さんの為に、方位もチェック。恭子さんにとって、真南だけは運勢の“落とし穴”と呼ばれる方角だからNG。しかし、なぜだか真南の方角で物件をチェックしていたという恭子さんは、「照屋さんに相談をしていなかったら、完全に真南に引越しをしていました。もっと不幸になる道を選び取ろうとしていたのですね」と、事前に回避できた事態にホッとした様子でした。


 いよいよ、女性にとっての最大の関心事である恋愛の相談に突入。失恋相手の彼をひきずっていることも見抜き、ズバッと「彼はやめなさい。自由人だから、あなたの運命の相手に出会うのはもっと先だよ。結婚はしばらく先だね」と…。しょんぼりする恭子さんでしたが、最後に「自分の人生だよ。まずは仕事を頑張りなさい。夢を追いかけるのは、幾つだろうと関係ないよ。あなたは、一生独身じゃないし、才能を理解してくれる素敵な男性と結婚して幸せになるよ。頑張って」と、温かい励ましの言葉をもらい、新たな未来に希望を抱いていました。

 人生の岐路に立たされた時や、重要な決断を迫られた切羽詰まった状況では、的確な判断ができず、自らを転落の道へといざなうこともしばしばあります。「あなた次第で未来が開ける」そう優しく説いてくれるユタ・照屋さんに、より良い選択をする手助けをしてもらうつもりで、気軽に相談をしてみましょう! 心が軽くなれば、ますます自分の人生を楽しめますよね!




ユタ(カミンチュ)である照屋全明(てるやまさあき)さん

照屋全明オフィシャルサイト -公式サイト
沖縄県外から相談にやってくる人も多く、男性や子を持つ母親など、相談内容はバラエティに富んでいるのだそう。

■料金
一般コースで30分8,000円、1時間で15,000円

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