アルゼンチン代表のテクニカル・ディレクターを務めるカルロス・ビラルド氏が、ディエゴ・マラドーナ前代表監督の復帰の可能性を否定しなかった。

アルゼンチンサッカー協会(AFA)は、不本意な結果で終わったW杯で指揮を執ったマラドーナに対し、コーチ陣の入れ替えを条件に監督続投を打診するも、マラドーナがこれを拒否したため、結局契約の更新には至らなかった。解任が決まると、マラドーナは記者会見で協会幹部を批判した。

しかし、ビラルド氏はいまだに後任監督のリストアップもできていない状態だと、アルゼンチンのテレビ番組で話した。
「もしディエゴが話し合いに応じるのなら、何かが起きるかもしれない。問題は話し合いをするかどうかだ。私は扉を閉じるようなことはしない。今後どうなるか様子を見ているんだ」
「私の仕事は代表監督にふさわしい人物を推薦すること。決めるのは理事会だ。だが、我々はまだ誰とも話をしていないし、候補者の名前も上がっていない」
「(マラドーナとAFAが)再び会談をする可能性はある」

アルゼンチンは8月11日にダブリンでアイルランドと親善試合を行うが、この試合はUー20代表のセルヒオ・バティスタ監督が指揮を執ることになっている。

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