ソフトバンクを絶賛しようと考えていた。それほどソフトバンクが打ち出したiPad雑誌読み放題サービスの「ビューン」は僕にとって衝撃的だった。今朝から実際に内容を見てみようとアクセスを試みたのだが、なかなかコンテンツがダウンロードされない。アクセスが殺到しているのだろう。それほどビューンに対する期待が高いのだと思う。

 2時間ほど待ってやっとダウンロードできた週刊ダイヤモンドの目次をみて愕然とした。中身がスカスカなのである。



 特集記事でさえ、全部読むことができない。5分の2しか読めないのだ。あとは書評とかだけ。完全に紙への誘導目的のチラ見せである。

 確かにビューンのサイトには「すべての記事が読めるわけではない」と書いてある。

(注) ほとんどの雑誌で発売日当日から主要な記事が配信され、順次更新されていきます。 (配信開始のタイミングや分量は、雑誌によって異なります。) 各メディアについて、全ての記事がお読みいただけるわけでありません。


 でもここまでスカスカとは思わなかった。

 紙への誘導目的ならば無料にすべきだ。最初は450円を安いと考えていたが、すべてのコンテンツがこんな感じならめちゃくちゃ高いアプリだ。

 順次コンテンツが追加されるのだろうか。ほかの雑誌はもっとコンテンツが詰まっているのだろうか。ほかの雑誌はまだダウンロードされそうにないので分からない。もしほかの雑誌コンテンツが紙の雑誌と同レベルの量であることが分かれば、お詫びと訂正のエントリーを書きたいと思う。

 以下に書きかけのエントリーを参考までに添付する。週刊ダイヤモンドのコンテンツがダウンロードできる前に、こんな感じで原稿を書いていた。もちろん「忘れていた。日本にはスティーブ・ジョブズはいないが、孫正義がいたことを」の部分は、完全に取り消しとさせていただきたい。
続きを読む

■最新記事
【目指せ!プロブロガー】5月の黒字目標達成率30.7%
無料セミナーで講演します【湯川】
記者、学生に最適iPadアプリ=ノートと録音が同期するAudioNote【湯川】
HTMLだけで実現できるクールなオンラインプレゼン 【@maskin】
AppleがiPad/iPhoneでも見られるHTML5ショーケースを公開 (追記あり)【@maskin】