退団の噂が絶えないイブラヒモビッチの代理人ミノ・ライオラ氏がついに怒りを露にした。スペインのラジオ局“Com Radio”のインタビューに答えたミノ・ライオラ氏。怒りの対象はクラブではなく、イブラヒモビッチを起用しないグアルディオラ監督に向けられた。

 「7500万ユーロを支払って獲得した選手を使わないなんて、精神科に行った方良い」とミノ・ライオラ氏は強い口調で語った。とは言うものの、あくまでもイブラヒモビッチの希望は、「バルサに残ること。最高の1年だったが、彼はバルサで3つのタイトルを取りたがっている」とコメントし、選手は残留を望んでいると認めた。

 シーズンが進むにつれてパフォーマンスが明らかに落ちて行ったイブラヒモビッチ。チーム内での主役の座はメッシ、ペドロに奪われ、さらにシーズン終盤にはボージャンの活躍でベンチに座る機会さえ増えた。来シーズンに向けてはビジャの獲得で、すでに不要論まで出ている。

 そんな中、代理人のグアルディオラ監督に対するこのコメントが出てしまった。これでグアルディオラ監督がイブラヒモビッチを追い出すとは考えにくいが。明らかに良い気分にはなれない。一体、イブラヒモビッチは来シーズンどこのクラブでプレーするのだろうか。

(スペイン通信)