はるな愛
 タレントのはるな愛が12日、都内で著書「素晴らしき、この人生」の発売を記念し、握手会を行った。

 “エアあやや”で人気のはるなが、「なんども、死のうと思った」という壮絶な半生を告白。父親の借金と暴力、中学校でのイジメ地獄、14歳で始めたホステス生活、決死の性転換手術、感動の初体験、サラ金通いの下積み時代など、これまでテレビで伝えきれなかった生き様を赤裸々に描いた。

 約200人のファンが集まった握手会で、ファンに「勇気をもらいました」と声を掛けられると、涙を流した。

 その後の会見でも、「一番書いていて辛かったことは?」と聞かれると、「中学のとき、毎日イジメにあって、ほんとに死ぬことだけを考えて…」と話したところで号泣。「ほんとに生きてて良かった」と涙声で語った。鼻をすすりながら、「また泣いたら怒られる、和田アキ子さんに。泣きすぎやと言われてるんです」と笑わせた。

 “エアあやや”の誕生秘話も告白。「6年ぐらい前にちっちゃなお店をやって、そこでたばこの煙をすったり、お酒を飲んだりしたときに、のどにポリープが出来たんです。そのときにエアあややが出来たんです。絶対に何か辛い時期があったら、全部自分にプラスになってて、ワクワクしますね」と笑顔を見せた。

 目標について聞かれると、「映画になったら、監督とかしてみたい」とぶち上げ、「主演? 椿姫(彩菜)ちゃん。断られると思いますけどね」と笑いを誘った。

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