13日に行われたグループCの第2戦、イタリア対ルーマニア戦で笛を吹いたトム・ヘニンク・エブレベ主審が、トニのゴールをオフサイドにしたのは「自分のミスだった」と認めた。
 トニは0−0で進んだ前半終了間際にネットを揺らしたが、コドレアが残っていたにもかかわらずオフサイドとされ、UEFAも主審の判断を支持している。
 イタリアは結局この試合を1−1で引き分け、大会敗退の危機に直面。主審に対する非難の声も上がっていた。
 そして渦中の主審が、「議論の余地はない。私はトニのゴールでミスをおかした。UEFAにもそれは伝えた」と話した。これを受けて、イタリアサッカー連盟のアベテーテ会長はUEFAに謝罪を要求。ところが、UEFAは、主審の判断は間違っていないと主張しており、今後の展開が注目される。


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