ロシアに4−1で勝った試合で、スペイン代表のフェルナンド・トーレスは途中交代させられたことに怒りを表したが、これがチームの士気を損なうようなことはないと選手たちは口にした。

 ルイス・アラゴネス監督はファブレガスと交代させたトーレスと握手をしようとしたが、トーレスをそれを無視してベンチに下がった。
 DF のカプデビラは12日に行われた記者会見でそれについて、「ささいなことを気にして、これまでに築き上げてきたことをすべて壊すようなことはしないよ。あれはすでに終わったことだし、我々は前を向かなければならない。ネガティヴなことではなくポジティヴなことを見ていかないとね。もしもそんなことを気にしていたら、僕らは間違った方向へ行ってしまう」と話した。

 アラゴネス監督は11日に、トーレスの怒りはよく理解できるが、やはりやってはいけないことと話していた。だが、センターバックのファニートは、二度とそんなことは起きないと太鼓判を押す。
「選手が途中交代させられるときにはよくあることだ。もっとピッチで力を発揮できたはずと思うからね。小さなことだけど、もう二度と起きない。フェルナンドは僕らにとってとても大事な選手で、この大会でこれからも僕らのために活躍してくれるよ」