オリオールズ戦で今季2敗目を喫したレッドソックスの岡島秀樹投手について、ボストンの地元紙「ボストン・グローブ」紙の電子版は、11日付で、岡島を鬼門・オ軍戦で登板回避させるべきだ、と報じた。
 「オリオールが相手の夜には、おそらく、岡島は、オリオールズの危険な打者から遠く離れて、ブルペンの中に隠れているべきだ」という書き出し。5月14日にオリオールズのペイトンに満塁ホームランを打たれた岡島は、前夜も2点リードで回の先頭から登板し、最初の打者を見逃し三振に打ち取ったが、よかったのもそこまでだった、と伝えている。
 同記事によると、岡島は対オリオールズ戦で防御率が13・5で、それ以外の球団に対しては、防御率0・40という成績。試合終了の9分後となる9時33分に、岡島は広報を通じて取材を拒否して、クラブハウスのドアを出たと、試合後の様子が伝えられている。
 更に、同記事は、今年の岡島は、スプリッターよりもカーブボールを多投しているが、その理由は何かと問われた際に、バリテック捕手は多くを語ろうとしなかったと伝えている。「ちょっと、(球種を混ぜごぜにしようとしているんだけど。ボルチモア戦が終わってから、質問に来てよ」と、バリテックは同紙に語っている。