日本時間の本日午後3時28分、日本初の有人宇宙施設「きぼう」の「船内保管室」を乗せて打ち上げられたたスペースシャトル「エンデバー号」ですが、そこには初めて宇宙食に採用された新開発の「うどん」「そば」「焼き鳥」「いなり寿司」「生姜いなり寿司」「お好み焼き」も一緒に搭載されており、土井宇宙飛行士のリクエストを元に日清食品がJAXAと共同開発したものだそうです。

で、この宇宙食版の焼き鳥やいなり寿司には「味」の名前が付けられており、いなり寿司なら「Space Oinari-san」、焼き鳥(ねぎま)なら「Space Negima」と書いてあり、通常は乾燥した状態ですが、お湯をかけると元に戻るとのこと。

詳細は以下から。
世界初の宇宙食「うどん」「そば」「焼き鳥」「いなり寿司」
〜土井隆雄宇宙飛行士、スペースシャトルに搭載し出発〜


右端にあるのが焼き鳥(ねぎま)


左がいなり寿司、右がお好み焼き


これは宇宙食ラーメン、しょうゆ・シーフード・カレー


今回の「そば」「うどん」は微小重力(無重力)空間でも、スープが飛び散らないように、粘度を高めており、スペースシャトル内で給湯可能な70度のお湯でも麺の湯戻しが可能。これは小麦粉やでんぷんの配合を工夫することで実現しているとのこと。また、スープと同様に、一本一本の麺が飛び散らないように、湯戻し後も形状を保持する一口大の塊状麺を採用しており、日清の技術が随所に活かされているらしい。

一体どんな味なのか食べてみたいので、できれば市販して欲しいかも。

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