カーリング杯準決勝でライバルのスパーズに歴史的大敗(1−5)を喫したアーセナル。ベンゲル監督は落胆した表情でピッチを後にしたが、悲劇はその後にも待っていた。試合後のTVインタビュールームでベンゲルが受け答えをしていたときのこと。突然ロッカールームからスパーズFWデフォーが飛び出してきて、奇声と共にベンゲルに向かってシャンパンをぶちまけたのである。

 幸運にもベンゲルまでは届かず、濡れたのは手前にいたインタビュアーのみ。デフォーは「うちのアシスタント・マネージャーのポジェがインタビューに答えていると思っていた・・・」と、そそくさとロッカールームに引っ込んでいったそうだ。ポジェを驚かせようと、インタビュー中にシャンパン攻撃を計画したデフォーだったが、その時にはポジェのインタビューは終了しベンゲルの番になっていたのである。後日、非を認めたスパーズはクラブとして正式にアーセナルに謝罪している。