カップを掲げる鈴木啓太と喜ぶ選手たち<br>【photo by Kiminori SAWADA】

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 アジア王者を決めるアジアチャンピオンズリーグ決勝第2戦は14日、埼玉スタジアムで行われ、浦和レッズはセパハンと対戦。前半22分、永井が先制点を挙げると、後半にも阿部が追加点を決め2対0で快勝。見事、アジア王者に輝いた。

 第1戦を引き分けで折り返した浦和は前半22分、ポンテのスルーパスに抜け出したFW永井雄一郎のゴールでリードを奪う。その後も、集中した守備でセパハンに決定的な場面を作らせず、前半は1−0で折り返した。

 後半に入ると、得点を決めようと攻撃的に仕掛けてきたセパハンの時間帯が続く。しかし、DF闘莉王を中心に凌ぎきると後半26分、貴重な追加点を挙げる。オーバーラップしていた闘莉王がFWワシントンへパスを送ると、ダイレクトで永井へ落とす。その永井が放った強烈なシュートはGKに一度は弾かれるも、こぼれ球をMF阿部勇樹が押し込み2対0とリードを広げた。

 浦和は最後まで手を緩めることなく、セパハンの猛攻を防ぎきりタイムアップ。浦和が日本勢として初のACL王者に輝いた。同時に12月に行われるクラブワールドカップへアジア王者として出場権を手に入れた。

【試合速報】浦和レッズ vs セパハン - アジアチャンピオンズリーグ