オープン戦で上々のデビューを飾った桑田=資料写真=(Photo:B.O.S.)

写真拡大

 桑田のOP戦初登板を、地元紙も絶賛。パイレーツの地元紙「ピッツバーグ・ポスト・ガゼッテ」紙の電子版は5日付けで、前日4日にレッズとのオープン戦で初登板。1イニングを投げて3者凡退に抑えた桑田真澄投手について、「ディアスのミットに納まるまでに、5秒はかかるスローカーブに、レッズの打線は凍り付いてしまった」と表現し、カーブを駆使した投球内容を絶賛した。

 記事は、桑田のオープン戦デビューに70人の日本人報道陣が集まったことも紹介。ジム・トレーシー監督も、「彼は本当に凄い。今日一番のスポットライトだった。我々が話していたことを、全て、実際にやってみせてくれた。彼は、日本で21年もプレーしている選手。自分のやるべきことを、100%理解している」と、感心しきり。先発投手枠を争う競争は、依然として厳しいものの、チームでの評価はうなぎのぼりのようだ。【USA通信】