岩手県立高校で、相撲部顧問の男性教諭から頬を殴られるなどしたとして、男子生徒が県に慰謝料など220万円の損害賠償を求める訴訟を盛岡地裁に起こしていたことが分かった。共同通信が報じた。

2017年10月、生徒は他の部員2人と部室で教諭に頬を数回殴られ、左耳の鼓膜が破れ約1カ月間通院し、精神的苦痛で円形脱毛症になったという。県の教育委員会は同12月、教諭を停職2カ月の懲戒処分にした。教諭は生徒らが練習メニューを守らなかったと立腹して暴行し「今後このようなことがあったらぶっ殺す」と脅していたという。

相撲部顧問の体罰で提訴、岩手 県立高の男子生徒(共同通信)