25日の東京マラソン2018で、2時間6分11秒の日本新記録を樹立した設楽悠太が、同日放送のフジテレビ「スポーツLIFE HERO'S」に出演。新記録の報奨金1億円の使いみちに言及した。

試合前には記録ではなく「勝つことだけを考えていた」という設楽。その言葉どおり、日本人トップでフィニッシュした設楽は、高岡寿成が2002年にマークした2時間6分16秒という日本記録を5秒更新。16年ぶりに新たな記録を打ち立てた。

スポーツキャスターの石井一久氏は、「よくやった」「まだまだいける」と相反する思いがあったはずだと指摘。さらなる記録更新は可能かと問うと、今回の東京マラソンでは40キロ過ぎまで記録更新を意識していなかったという設楽は、「1、2分はまだ更新できる」と意気込んだ。

日本新を更新した設楽には、日本実業団陸上競技連合から1億円のボーナスが贈られる。石井氏は設楽が「無類のお菓子好き」であることから、一風変わった使いみちを紹介した。

石井氏によると、1億円でチロルチョコなら約450万個、うまい棒は約1000万本を買えるとのこと。それぞれ並べると、チロルチョコは約135キロ、うまい棒に至っては約1100キロと、新幹線の東京─博多間に相当する長さになるという。

「どうですか」と無茶ぶりされると、設楽は「本当にうまい棒大好きなんで…」と返答しながらも困惑した様子。佐野瑞樹アナウンサーが「でも1億円分買おうとは思わないでしょう」と冷静に返すと、設楽は「そうですね」と苦笑した。

実際の使いみちについて、設楽は「特にプランはない」。ただ、「応援してくれた仲間とかに、ご飯をおごっていきたい」と、周囲への感謝に使いたいと述べた。