26日放送の「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)で、青山学院大学陸上競技部監督の原晋氏が、アスリートへの金銭支援方法を提案した。

番組では「笑顔の裏に苦労あり そだね〜JAPAN懐事情」と題し、韓国・平昌(ピョンチャン)五輪のカーリング女子で、銅メダルを獲得した「そだね〜JAPAN」こと「LS北見」の資金面について取り上げた。

一般的にカーリングの活動費は用具代、コーチングスタッフ費、遠征費など、年間に約3000万円が必要だとか。しかし「LS北見」創立当時の活動資金は400万円ほど。主将の本橋麻里は、自らスタッフとスポンサー集めに奔走するなどして、現在のチームスポンサーはおよそ20社になったそうだ。

それでも今シーズンの7割から8割は海外遠征のため、コーチやマネジメント費はボランティアで賄っているのが現状だという。そのため、選手は競技のみで生活することが難しく、それぞれが企業に務めている。

平昌五輪で銅メダルを獲得した報酬は、日本オリンピック委員会から1人につき100万円、全農から“報奨米”として100俵(1人あたり約20年分)とのこと。日本カーリング協会に関しては、規定がないため、現状では報酬については未定だという。

「LS北見」の現状を踏まえ、原氏は「強化にはお金がいる」と、あらゆる競技における金銭の必要性を訴えた。

さらに「ふるさと納税」から着想を得た「アスリート納税」の新設を提案したのだ。原氏は、アスリートに対して金銭的な支援を行うと税制優遇が受けられるといった案を語り、「そういったことをやれば、アスリートたちも頑張れるのかなと思います」と持論を展開していた。

【関連記事】
「自分の活動で資金を獲得できる教育を」武井壮が五輪選手の資金調達に持論
平昌五輪は約1兆円の赤字か 転売業者が買い占めもさばけず売り上げ不振
青山学院大学陸上部監督の原晋氏が周囲からの指摘を告白「タレント気取り」