Photo by Photking(写真はイメージです)

写真拡大

 11月2日に、元SMAPの稲垣吾郎(43)・草なぎ剛(43)・香取慎吾(40)の3人が、インターネット番組『稲垣・草なぎ・香取3人でインターネットはじめます『72時間ホンネテレビ』』(AbemaTV)で共演することが発表され、世間が大きくざわついている。ちなみに3人が退所後に共演、また3人がインターネット番組に出演するのは初めてのことだ。

 同番組は、3日間にかけて昼夜ぶっ通しで放送するという異例の特別番組で、現在AbemaTVの公式Twitterにおいて、同番組へ出演に協力してくれる芸能人を募っているようだ。募集要項としては、“放送中に自宅に泊めてくれる人”や、“生放送を盛り上げてくれる芸能人”としている。

「あと1ヶ月少しで放送されるので、すでに大方の内容は決まっているでしょうから、出演者募集は盛り上げるための演出でしょう。ちなみに肝心のゲストには、3人にゆかりのある超大物などが数人登場する予定とも言われています。一部では、スペシャルゲストに中居や木村が登場するのではないかとも言われているようですが、事務所の関係上、まずないでしょうね。基本はAbemaTVで番組を持っている芸能人との共演で回しながら、視聴が多くなりそうな時間帯に大物ゲストを当て込む構成だとも言われています」(芸能関係者)

 番組発表と同時にそれぞれが開設したSNSは、開設して数日にも関わらず、多くのフォロワーを集めており、早くもファンからは大きな期待がかかっているようだ。

■”新しい地図”はどこまで“ありのまま”を伝えてくれるか?

 また今回番組では、「ありのままを伝える」ということが大きなテーマとなっている。この番組内容にネット上ではファン達が、「意味深すぎるテーマ!」「どこまで話すんだろう」「ジャニーズ時代では話せなかったことも話してくれたりするのかな」といった声が上がっている。

「インターネット番組ということもあり、スポンサーのある地上波の番組よりも発言に対する規制が少ないというのは確かでしょう。これまでほとんど言及されてこなかった自身の恋愛などについても語る可能性が高い。退所組の3人にとっては、独立後初の共演です。そのため“ファンへのご挨拶”的な意味合いが強いのかもしれません」(前出・芸能関係者)

 またさらに関係者は、番組を放送するAbemaTVの立ち位置から、SMAPに関する発言はないだろうと語る。

「過激な本音トークや一連のSMAP騒動についての暴露話をするというよりも、テイストとしては3人がのびのび話す、ゆったりとした番組になるでしょうね。AbemaTVはテレビ朝日との共同出資のコンテンツです。そのため、テレ朝に対するジャニーズからの声なき“忖度”があることも考えられることから、発言に関してはテレビと変わらずSMAPに関するものはまずないのではないかと考えられています」(同・関係者)

 いずれにしても突如として発表された超大型特番が、3人の新たな始まりの道となることには間違いなさそうだ。

文・阿蘭澄史(あらん・すみし)※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。