「ジョジョ」ついに累計発行部数、1億冊を突破ァ! - 「ジョジョリオン」第14巻
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 荒木飛呂彦の人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の累計発行部数が、12月19日のシリーズ第8部「ジョジョリオン」14巻発売をもって、1億冊を突破することが明らかになった。

 「ジョジョの奇妙な冒険」は1987年に「週刊少年ジャンプ」でスタートし、現在は月刊「ウルトラジャンプ」誌上で第8部が連載されている荒木の代表作。ジョースター家の血筋で“ジョジョ”の異名をとる青年たちの不思議な冒険と戦いを描き、各部ごとに主人公が変わっていく独特の手法でも知られている。

 集英社によると、「ジャンプ」の連載作品で過去に累計発行部数1億冊を突破したのは、「ドラゴンボール」「SLAM DUNK」「こちら葛飾区亀有公園前派出所」「ONE PIECE」「NARUTO-ナルト-」の5作品。「ジョジョの奇妙な冒険」は6作品目となる。

 この快挙に荒木は「『ジョジョ』の連載が始まったのが1987年。それから30年をまさに迎えようかというタイミングで1億冊を突破したということは誠に嬉しい事です。そして、30年の間にこの作品とキャラクターたちを、手にとってきてくれた読者の方々には感謝しかありません」とコメント。さらに「けど、これがゴールではなく、30周年となる2017年も様々な企画が盛り沢山なので、これから先も『ジョジョ』を楽しんでもらえればと願っています」と語っている。

 この記録とジョジョ誕生30周年を記念して、「ウルトラジャンプ」1月特大号では、表紙を「ジョジョリオン」が飾るほか、人気ブランドWEGOとコラボしたミニポーチを付録にするなど記念企画を実施。2017年には、第7部にあたる「STEEL BALL RUN」が文庫化される。また、現在テレビでは第4部のアニメ化「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」が放送中。同作は三池崇史監督、山崎賢人主演の実写映画が2017年夏に全国公開される。(編集部・入倉功一)