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 めまぐるしい芸能スクープが相次ぐ中、報道から半年あまりが過ぎたベッキー(32)とゲスの極み乙女。のボーカル・川谷絵音(27)の不倫騒動は、すでに過去の話題になりかけていた。しかし、ここに来て川谷絵音の女性関係がまたも浮上。8月30日発売の『週刊女性』(主婦と生活社)が、一般女性とのお泊まり愛を報じたのだ。

 川谷は8月下旬、深夜に三軒茶屋のダーツバーで男性2人・女性3人で飲んでいた。その数日後に、その中にいたmiwa(26)似の美女と今度は2人きりで同じダーツバーで飲み、タクシーで川谷の住むタワーマンションに向かったと伝えられている。突撃取材にも冷静に対応した川谷は、その女性が恋人であるとは認めなかったものの、関係が発展していることは想像に難しくないだろう。5月に離婚が成立し名目上何の制約もないとはいえ、これだけ浮き名が立つ川谷に、果たして影響はないのだろうか。

「離婚成立以後すっかり開き直ったのか、独身時代の川谷に戻ったようで、他にも遊んでいる女性はいるようです。ベッキーの女性ファンを敵に回しただけでなく、元々いた川谷の女性ファンからも批判の声がある。アンチは男女ともに増え続けている状況です」(音楽関係者)

 不倫騒動のピーク時には、SNSの更新もほぼ自粛状態となっていた川谷だが、ベッキーがテレビに復帰して以後“心配の種”がなくなったのか、更新頻度が少しずつ増加。自身のバンドの告知や音楽ニュースの発信にとどまらず、大塚愛(33)とのツーショット写真を掲載するなど、以前と何ら変わらないテンションに戻っているが、正式な謝罪をしたわけではない川谷には、今でもアンチからのコメントが相次いでいる。

 ベッキーに対しての謝罪の気持ちなど微塵も感じさせない川谷の行動に対して、バッシングの声がやむこともしばらくはないだろう。

■同情票は増えるも完全復帰はイバラ道?

 一方でベッキーは、『FNS27時間テレビ フェスティバル!』(フジテレビ系)の深夜帯コーナー「さんま・中居の今夜も眠れない」で電話出演を果たすなど、少しずつ地上波での露出の機会を取り戻してきているものの、完全復帰には程遠い。

「『27時間テレビ』出演後も視聴者からの苦情の声は多く、ベッキー復帰を検討していた番組関係者も、それを受けて先送りにせざるを得ないと判断したようです。関係者間では、復帰を望む声も大きいベッキーですが、この状況ではスポンサーからクレームが来る可能性もあり、完全復帰にはまだ時間がかかるでしょうね」(番組制作者)

『27時間テレビ』内では、「中居さん、今度飲みに行きましょう!」などと、明るく振る舞う元気なベッキーをアピールしたものの、9月8日発売の『女性セブン』(小学館)では、ベッキーの“お一人様ラーメン”の様子を追われ、ハリセンボン・近藤春菜(33)などごくわずかな数人の友人としか連絡を取っていないと報じられるなど、これまでの明朗キャラとは打って変わって暗い影を落とし始めているベッキーが見え隠れする。

 そんなベッキーのキャラが失われつつある現状に、ベッキーのファンからは同情の声が挙がっているのも事実だ。

 ここまでは、はっきりと明暗が分かれてしまっているベッキーと川谷。だが、このまま川谷が派手な女性関係を続けていれば、再び女性スキャンダルで失速することは目に見えている。今後、両者はどのような芸能人生を送るのだろうか。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。