[OH!バンデス - ミヤギテレビ] 2015年8月25日放送の「教えて!バンたま」のコーナーで、宮城の最新コラボ商品を紹介していました。

今までになかった!「宮城ならでは」の意外なもの、とは?

宮城県東部・石巻市は海の街というイメージですが、町おこしにより仮面ライダー・ロボコン・サイボーグ009のキャラクター像が市内に立ち並び、近年は「漫画の街」としても定着しつつあります。

そこで作られたのが「石巻カレー全集(各700円・税抜)」です。バッケージの表紙を開くと2ページの漫画の見開きになっており、中にはレトルトカレーが!


石ノ森萬画館グッズショップより

「長期保存できるおみやげを」との立案から、業界初の「漫画とカレーのコラボ」を実現させてしまったのです!

グルメ漫画家の巨匠たちと石巻の名店による「華麗なる」カレー!?

全5巻ある各々のパッケージには、誰もが親しんだグルメ漫画のイラストがずらり。「クッキングパパ」の作者・うえやまとち先生、「味いちもんめ」の作者・倉田よしみ先生など5人のグルメ漫画家が参加しています。

カレーは石巻市内の食堂や喫茶店などが協力し、牛タンカレーや珈琲フルーツカレー、特製キーマカレーなど、5店舗それぞれの味が楽しめます。

第1巻の監修に携わったのは、まさかの立派な日本料理店!「鰻割烹 八幡家」の女将さんです。

「従業員さん用のまかないカレーですが、ちゃんとスープをとってルゥを作っています。それを偶然お客様にお出しする機会があり、商品にしたらどうかとお勧めいただいていたのです。」

そんな由縁で生まれた老舗割烹の味は、ベースがすごく上品で、野菜やお肉の味が生かされた、まさに日本料理らしさを感じられる美味しいカレーなんです。

また、カレー各種は工場生産ではなく、なんと手作り!お店で作ったものをパッケージ化し出荷していて「食べる度に美味しくなっていく」と漫画家の先生方にも好評なのだとか。

このプロジェクト自体にも関わっている女将さんは「パッケージに少女マンガや戦隊マンガ、中身にはシーフードや蕎麦屋のカレーなど、色んな切り口を重ねていきたいですね」と未来を見据え、続編への希望を膨らませています。

石巻カレー全集は、市内での販売だけでなくネット通販も行っているそうですよ。(ライター:M.)