「合併か、それとも復縁の可能性があるのか…」。厳しい生き残りを強いられた大和証券グループ本社が繰り出す“次の手”が俄かに注目を集めている。同社は今年3月期、373億円の最終赤字(前期は434億円の黒字)に転落した。昨年の欧州危機と東日本大震災に伴う市場の混乱に直撃されて、ライバル野村証券は58%減、SMBC日興は60%減ながら最終的には黒字を確保したとあって、大和のジリ貧は嫌でも突出する形となった。「2009年に