「特撮映像館」、第41回は1958年「大怪獣バラン」を取り上げます。原作を黒沼健、脚本を関沢新一が担当した作品。当初はアメリカでのテレビ放送のため制作されたが、放送自体がキャンセルされたため、スタンダードフィルムの上下をカットしたシネスコサイズにした上で劇場公開された(名称は「東宝パンスコープ」とされ、本編冒頭にもその表示がされるがその名称は本作のみ)。「バラン」という怪獣はそのネームバリューのわりに