2019年の火災で焼失した沖縄の世界遺産、首里城の復元に富山の井波彫刻の技術が生かされています。復元に向け力を尽くす彫刻師の思いを梅本記者が取材しました。梅雨に入り、むし暑かった6月下旬、彫刻作業はヤマ場の一つという、龍の顔にさしかかったところでした。井波彫刻師砂田清定さん(74)「いや、これはこれでいいとこきたんで、これ胴やけど、これ、足が…これでいいと思うよ」作業を進めるのは、南砺市の井波彫刻師、