能登半島地震の発生から1日で半年を迎えた。地震による犠牲者は281人で、平成以降の地震災害では東日本大震災、阪神・淡路大震災に次ぐ規模となった。インフラ復旧や避難所解消が徐々に進む一方、倒壊家屋の大半はほぼ手つかずの状態で、災害の傷痕は癒えないままだ。犠牲者のうち災害関連死は52人で、県などの審査会が認定した人を含めると死者は299人。家屋8万3980棟が被災し、県内外へ最大で約3万4000人