世界的ベストセラー『コロナの時代の僕ら』で“あの奇妙な春”を描いたジョルダーノの最新作。世界の終わりが来るならば、逃げる先はタスマニアがいい──そんな約束された場所は、この地上に、あるいは一人ひとりの人生においても、はたして存在するのだろうか。