【AFP=時事】「オーバーツーリズム」問題が指摘されるイタリア・ベネチア(Venice)の市長は4日、今月25日から観光客削減策として開始する入場料徴収について「並ばずに済む」簡単な方法で行うことを約束した。国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)の世界遺産に登録されている「水の都」ベネチアには、毎年夏になると運河沿いの通りに観光客が押し寄せる。ユネスコではベネチアを危機遺産に加える案も取り沙汰されている。