大谷翔平選手は大リーグのドジャースと10年7億ドル(約1015億円)という「スポーツ史上最高額」の契約を結んだ。エンタメ社会学者の中山淳雄さんは「1996年にアメリカで起きた規制緩和をきっかけに、アメリカ、欧州のプロスポーツでは選手の給与が上がり続けるバブル状態にある。日本との給与格差は今後ますます広がっていくだろう」という――。写真=時事通信フォトMVP授賞式でスピーチする大谷(=アメリカ・ニューヨーク、2024