スパイ対策を担う公安警察はどのような捜査を行っているのか。元警視庁公安部外事課の勝丸円覚さんは「日本の公安警察の実力は、世界的にも評価が高い。日本ではスパイ行為そのものを摘発できないので、現行犯として情報受け渡し現場を押さえる必要がある。そのため、必然的に尾行や監視の技術が磨かれてきた」という――。※本稿は、勝丸円覚『諜・無法地帯暗躍するスパイたち』(実業之日本社)の一部を再編集したものです。写