北朝鮮で配給は、自分が所属する工場、企業所、機関、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)などを通じて受け取ることになっていた。しかし、1990年代以降にそのシステムが崩壊し、まともな配給が行われなくなった。そこで、企業や行政機関、軍は自前の農地を持つようになった。これを「副業地」と呼ぶ。個人でも「トゥエギバッ」と呼ばれる自前の農地を持っている人が多い。当局はそんな畑を協同農場のものとして組み込む方針を示していたが、ど