なぜ健康に悪いとわかっていながら、飲酒や喫煙をやめられないのか。青森大学客員教授の竹林正樹さんは「目の前にある誘惑を優先する習性や、物事を楽観視する習性が影響している。行動経済学では、こうした習性を上手く制御して、人の行動を変える研究が進んでいる」という――。(第1回/全2回)※本稿は、竹林正樹『心のゾウを動かす方法』(扶桑社)の一部を再編集したものです。写真=iStock.com/tolgart※写真はイメージで