1960年代から1970年代にかけて、韓国では大々的に「節米運動」が繰り広げられた。朝鮮戦争後に人口が急増したことで、農業生産性が低かった当時、コメが大幅に不足したため、その代わりに米国から援助で得られる小麦粉やトウモロコシを食べようというものだ。また、農業に関わる人口を減らし、工業化に必要な労働力を確保しようとする目論見もあったと言われている。1969年から1977年にかけては、毎週水曜日と土曜日が「無米日」に