【AFP=時事】ベルギー南東部テンヌビル(Tenneville)近郊の森で働くティエリ・プチ(Thierry Petit)さんは、多数寄せられてくるアライグマに関する通報に対応するだけで精いっぱいだ。北米原産のアライグマは、欧州の在来種を脅かす侵略的外来種とされている。ベルギー当局は、南部の森にすみ着いた5万匹以上のアライグマを根絶するには手遅れだと認める。このため、個体数を管理し、在来植物の食害や病気の拡散を防ぐため