北朝鮮の金正恩総書記は「農業第一主義」を掲げ、増産に力を入れてきたものの、コロナ鎖国による肥料などの不足と相次ぐ自然災害、労働力不足などで、2022年も散々な結果に終わった。韓国の農村振興庁が先月14日に発表した「2022年度北朝鮮食糧作物生産量」によると、昨年の北朝鮮の農業生産量は451万トンで、一昨年の469万トンに比べて18万トン、率にして3.8%減少した。年間の需要が575万トンであることを考えると、124万トンが