北朝鮮の平壌地下鉄は朝鮮半島で初の地下鉄として、韓国ソウルの地下鉄よりも1年早い1973年9月に開通した。総延長22.5キロ、2路線を擁し、旧ソ連のモスクワ地下鉄をモデルにした宮殿のようなプラットフォームは、国内外の観光客が訪れる平壌名物でもある。地下鉄以外にも、12路線のトロリーバス、3路線の路面電車などが存在し、公共交通機関が非常に発達しているが、乗客は頻繁な停電・故障による運休で不便を強いられている。現地