北朝鮮の故金正日総書記は1984年、「国土管理事業を改善強化することについて」という労作(金氏一家の著作)を発表した。この鶴の一声をきっかけに、植林、河川、道路、堤防の整備、環境保護などが強化されることになった。1996年10月に「国土管理総動員期間事業」が行われるなどしたが、当時は未曾有の食糧難「苦難の行軍」に突入した頃だ。食糧配給が途絶したことで餓死者が続出する中、人々が生き残るため、山を切り開き畑を耕