北朝鮮の学校でも、毎年9月に2学期が始まる。ところが、首都・平壌で問題が起きた。児童・生徒に配給されるはずの、平壌市学習帳工場製のノートがぜんぜん足りないのだ。社会安全省(警察庁)は、ノートの行方を追跡した。すると、近場では平安南道(ピョンアンナムド)の殷山(ウンサン)、遠くは450キロも離れた咸鏡北道(ハムギョンブクト)の清津(チョンジン)の市場で売られていることが判明した。社会安全省は、このノート