労農赤衛隊とは、1959年1月に創設された北朝鮮初の民兵組織だ。隊員は平時、工場や農場で働きつつ、民間防衛の業務を担う。有事の際には、正規軍の朝鮮人民軍(北朝鮮軍)と共に地域防御、正規軍への弾薬などの輸送などを行う。2010年10月10日の朝鮮労働党創建65周年の軍事パレード以降は「労農赤衛軍」と呼ばれるようになった。最近、その動員体制と戦闘能力に対する検閲(監査)が行われた。民間防衛の武力の政治的、軍事的威力