正確な統計はないものの、北朝鮮では交通事故が多発していると伝えられている。昨今、車の数が急増しているが、道路整備は全く追いついておらず、1級・2級道路(日本や韓国の国道に相当)であっても非舗装の区間が多く、峠道は文字通り「酷道」だ。劣悪な道路事情は事故多発の原因となっている。北部山間地にある両江道(リャンガンド)では2018年3月、季節外れの大雨が降った後に道路が凍結したことで事故が多発、たった1日で300