中国との国境に接する北朝鮮北部の両江道(リャンガンド)で先月23日、4人の発熱患者が発生した。国家非常防疫司令部は、悪性伝染病(新型コロナウイルス感染症)の疑いがあるとして、25日に該当地域に対して封鎖(ロックダウン)の措置を取った。しかし翌26日、疫学調査とPCR検査の結果、すべての発熱患者はインフルエンザ感染者だったと発表し、封鎖を解除した。地域の人々は、悪夢のようなロックダウンを思い出し恐怖に震えたこ